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執筆者の写真仰 吉川

呼吸の話


呼吸の質を高めることが大切ということは

なんとなく理解されている方も多いのではないかと思います。


その重要性はいろんな所で語られており、

実際に呼吸エクササイズなど取り組まれている

方もいらっしゃるのではないでしょうか。


そんな今回は"呼吸の量"について触れたいと

思います。

 

呼吸は一日約2万回していると言われています。

脳や全身へ酸素を供給するために大事な役割を

担っており、呼吸が正常に機能することで、

脳の働きを維持させたり、自律神経のバランスを整えストレスを緩和させたり、身体パフォーマンスを維持することにも繋がります。


酸素を効率良く脳や全身の細胞に届けるためには、呼吸を沢山するのではなく、実は呼吸の量を抑えてあげることが重要になります。


逆に、呼吸が多くなればなるほど脳や全身に

酸素が届きにくくなってしまいます。

(詳しいメカニズムは省略しますが、体内の

二酸化炭素が減ってしまう影響です)


現代は過度なストレスや食生活の乱れ、運動不足等も重なり、普段から必要以上に呼吸量が多く、身体も緊張しやすい傾向にあります。


その結果、酸素が上手く供給されず、集中力が

低下してしまったり、イライラしやすくなって

しまったり、身体のパフォーマンスが落ちて

しまったりすることが考えられます。


そんな時は○○呼吸法!と取り組むのもいいかもしれませんが、まず呼吸の量を適正化することが大切になります!


.


〜簡単なチェック方法〜

●座った状態で、軽く息を吸って・吐いた後に

止める。息を吸いたいと思うまでの時間を測る。

➡️20秒未満の方は普段から呼吸量が多く、

身体が緊張しやすい傾向があります


〜呼吸量を調整する方法の例〜

● 息を5秒吸って、5秒吐いて、5秒止めるを

繰り返す。慣れてきたら10秒ずつやってみる

●鼻呼吸を意識する

●リラックスしやすい環境を作る

例)瞑想、クラシック音楽を聴くなど


.


ストレスの根本となっているものを無くさないとなかなか改善できない場合もありますが、

呼吸量を整えることで、頭がスッキリしたり、

心が落ち着いたり、手足が温かくなったり、

様々な効果が期待できます。


加えて習慣的な運動や食事内容を見直すことも、より呼吸量を適正化することにも繋がるのでやはり大切です。


今回は呼吸の量について触れさせていただきました。少しでも参考になれば幸いです!


それでは。


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